2024大会をふり返る② 63kmレース後半
前回の続き『大会をふり返る63kmレース後半』です。
小千谷市の白山運動公園から峠を越えて再び小国に戻り、AS4せせらぎ公園エイド(スタートから約37km、チェックポイント設置)です。
ここでは五洲薬品(富山市)さんが補水対策用の水を提供&配布してくれていました。チェックポイントのすぐ前での配布、ここなら配布もれがありませんね、ありがとうございます!
こちらのエイドでは、地元小国中学校の生徒さんが活躍。ランナーのみなさんは後半の山場”八石山”に備えてしばし休憩。
山というよりも丘陵を上り降りする感の強いエチカンですが、八石山だけは山らしい山でゲームで言えば、最後だけ妙に強いラスボスという感じです。
八石山への登り口、AS5旧八石ステーキエイド(スタート地点から約49km)も上り坂の途中にあり、ランナーの皆さん苦しそう・・・エイド手前の中学生の声かけが励みになったことでしょう。因みに八石ステーキは昨シーズンで店を閉じたため、エイド名にも『旧』が加わりました(:_;)。
この辺りから雲が増え、空模様が気になり始めます。
八石山は基本的に急登。レース後半ということもあって枝を杖代わりにされてる方もいました。それでも声をかけると笑顔を返してくれるランナーがほとんど、毎年沿道から応援してくれる人たちは、この笑顔を見て感動をもらっているに違いありません。
そしてここで、ゲストランナーのお一人白川裕登さんにお会いしました。ここまで走ってきたのに笑顔全開で撮影のために立ち止まってくれました!感動です。
八石山を降りてくるとAS6の八王子エイド(スタートから約55km)。これが最後のエイドステーションです。ゴールまで10kmを切りました、あと一息です。
この63kmコースには、エイドステーションの他に8ヶ所ほど応援スポットが設けられています。猿橋の応援スポットではかぶり水を用意していました。最後は小国の田園地帯を横切ることになるので日影が少なく、そして午後は気温が高くなるのでランナーの皆さんもありがたかったのではないでしょうか。かやぶき屋根の相野原観音堂を横目にゴールの森林公園を目指します。
トップランナーの松田博幸さん(越後湯沢トレイルクラブ)が、おぐに森林公園に戻ってきたのは12時24分、記録は6時間24分25秒(時速9.7km!?)。2位に30分以上の差をつけてのゴールでした。早すぎてゴール瞬間の写真が間に合わずにすみません。3時ごろから63kmレースのランナーが続々と帰ってきました。
そして最後まで持つかどうかと思っていた雨が、4時前ぐらいからポツポツと、と思ったらすぐに猛烈な雨に。この雨の中、もう一人のゲストランナー大淵千鶴さん(右の写真の右端)も近くを走っていたランナー、スタッフと一緒にゴール。お疲れさまでした!
雨は30分ぐらいで上がり、そのあとゴールした方たちはゲストランナーのお二人が迎えてくれました。制限時間近くになると、午後からここでずーっと待っていた家族や仲間たちの喜びもひとしお。そしてスイーパーの皆さんと一緒のラストランナーのゴールには毎年感動します。
ランナーの皆さん、スタッフの皆さん、応援者の皆さん長時間お疲れ様でした。そして、笑顔でランナーを励まし、最後はゴールで迎えてくれたゲストランナーのお二人には感謝の言葉しかありません。レースを盛り上げてくれてありがとうございました。!
男子総合
第1位 松田 博幸さん(新潟県)6:24:25
第2位 上村 祐輔さん(新潟県)6:54:40
第3位 小田 成之さん(新潟県)6:56:04
女子総合
第1位 松島 優さん (新潟県)8:33:25
第2位 丸山 亜樹さん(新潟県)8:43:53
第3位 高野 仁美さん(新潟県)8:58:27